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2025年

おはよりいでございます。

先月、採卵鶏AWに関する実証調査事業の調査員派遣として、オランダ・イタリアに行ってきました。

視察先のVIV Europe 2018 については、2000年開催のVIV Europe 以来となりますが、そのときにバージョンアップしたエイビアリーシステムを目撃し、居ても立っても居られず、その機材を使っている農場を今すぐに視察したい!と無理を言って視察ツアーから離脱したのを現地で思い出しました。

今回の視察詳細については、いずれ畜産技術協会から調査報告書があがると思いますので、ここでは書きませんが、印象深かったことはふたつ、その共通点が 2025 という数字。

ひとつ目は、イタリアのエンリッチドケージ農場視察。EUのなかでもエイビアリーに積極的なドイツ、フランス、イギリスと違い、今回のイタリアやスペイン、東欧などはAW対応のケージ=エンリッチドケージがまだまだ主流で、EU内でもケージと非ケージの棲み分けがしっかりと出来ていると思っていました。

そんなイタリアでも、有力なスーパーマーケットが2025年までにケージフリーに切り替える方針があるため、今回の視察先農場でも10万羽のエイビアリー鶏舎建設の真っ最中でした。視察目的の既存のエンリッチドケージは、機材としては10年以上経過していますが、今後は加工用卵の生産ロットとして継続するそうです。

もうひとつは、韓国でも2025年までにEUのAWの流れに沿った形を、政府主導で明確に舵を切ったと聞きました。実際に1羽当たり面積も、この7月から500㎠から750㎠に変更されています。

また、機材メーカーと養鶏ブリーダーも「アジアで今、一番AWが進んでいる国は?」の質問に「KOREA!」と即答しています。いち農家個人の情報で信ぴょう性は薄いかもしれませんが、是非とも日本養鶏協会で確認してもらいたいところです。

いずれにせよ、アメリカ、EU、そしてアジアの一部でも、2025年を目指して大きく動いているのを直接肌で感じ、長いようであっという間に来てしまいそうな7年後に向けて、自分自身もなかなか準備できず、もどかしさを感じる貴重な視察となりました。

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